フェロモンとや

フェロモンとやらが、いっぱい分泌されて、いわゆる恋愛体質になることが、女っぼくせるのだろうか。とにかく、キレイになるために恋はゼッタイに必要なようだ。もうひとつ、グンと痩せてキレイになれる方法に″失恋″がある。前に、テレビ東京の『浅草橋ヤング洋品店』でよくやっていた整形美女たちが揃っていう台詞に、私をプス呼ばわりした同級生の男子を、その脇で一緒に笑っていた女友達を、私を捨てて美人の女に走った元・恋人を、「見返してやりたかった」というのがある。エステの『TBC』のコマーシャルでは、「ゼッタイ、キレイになってやる」「トリコにしてみせる」というのもあった。実際『TBC』は、あの頃、トリコキャンペーンというのをやっていた。実は、私も見返してやるパワーの凄まじさを知らないわけではない。私の場合、それは主に仕事のシーンで発揮されるのだが、眉間にシワ寄せて、いちばん頑張っていた頃の私の原動力は、「以前、元ダンナが勤めていた会社の人たちが、私に頭を下げて仕事の依頼をしてくるまで頑張ろう」という想いだった。それは離婚をしてから3年目に実現したのだが、 一度ついた眉間のシワは、簡単にとれるものではなかった。さらに、その頃の私は、いつも怖い顔をしていたらしく、それが歴然と文章にも出ていた。当時のコラムを読むと、私の文は相当怖い。まぁ、あの頃の頑張りがあるお陰で、いまの自分がいると思えば、自分を納得させるのは容易いが、私から離れて行った人も、きっといたと思う。「ニコニコしてるけど、何を考えているのかわからない人」「時々、ものすごぐ哀しそうな顔になる」「楽しそうにするフリが上手い」当時の友達の評判は、さんざんだった。


このページの先頭へ戻る